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ソニックチャンネル

連載サウンドコラム

ソニックチームのサウンドディレクター瀬上 純と大谷 智哉によるコラムコーナー。

Happy Birthday SONIC! / E3 / アバター

みなさんこんにちは、「ソニック」シリーズ サウンドディレクターの大谷です。

不定期更新でごめんなさい。

まずは、

Happy Birthday SONIC!

今年はバースデーパーティーの開催がなかったので、みんなに会えなくて残念でした......で、でもその分、開発に専念して細かな調整たくさん出来ました!(ポジティブ)さて、ソニックの誕生日という事でたくさんの告知がありましたよ。矢継ぎ早に紹介していきますと、

盛りだくさんですねっ。「ソニックトゥーン」アニメの国内配信、待ってましたー。もちろんチェックします!

E3

さて本題です。先週はロサンゼルスで開催される世界最大級のゲームイベント、E3(Electronic Entertainment Expo)があり、『ソニックフォース』の新情報もたくさん公開されました!

現地入りしていた中村プロデューサーからも写真をもらいましたよ。連日、たくさんのメディアから取材を受けたとのことですが、『ソニックフォース』の体験ROMやネットで公開されたトレーラーなど大きな反響があったとのことです。

サウンド面でも様々なトピックがありますので、順番に追いかけていきたいと思います。

アバター

アバターの紹介ムービーが国内でも公開されました!

今作では、ユーザーが自由にカスタマイズ出来るキャラクターが登場します。ソニック達といっしょに戦う自分だけのヒーローを作り、ウィスプの力を借りた“ウィスポン” という武器を駆使しゲームを進めていきます。アクションステージの1つである「Park Avenue」のプレイ動画も公開されています。

ワイヤーアクションと “ウィスポン” を駆使したダイナミックなハイスピードアクションを楽しむことが出来ます。

そして、この動画の最後の部分で判明したと思いますが、アバターのステージ曲にはヴォーカルが入るのですっ!

  • ヴォーカルが入るのはアバターの全ステージです!←New!
  • さらに、男女複数のシンガーが参加しているのです!←New!

モダンソニックのステージ曲がロック系のバンドサウンドに対し、アバターのステージ曲は、Drum’n Bass / EDM系を基調としたダンスミュージック系の打ち込みサウンドをコンセプトにしています。生のバンドサウンドとは異なる、ダンスミュージックならではのクールさと高揚感を表現することが出来ます。

カスタマイズ出来るキャラクターなので、パーツを組み合わせて構築していくような音楽がマッチすると思いこのような方向性にしました。ヴォーカルパートはフルコーラスを歌うようなものではなく、断片的に入ってきます。

「ソニック」シリーズで、僕が作りそうな曲というと、「Endless Possibility」や「Rooftop Run」のような、さわやかで疾走感のあるポップ・ロック系の印象が強いかもしれません。1つ前に担当していた『ソニック ランナーズ』でも、そういった楽曲をたくさん作っていたのでなおのこと。

ですが、Techno / House / Hip Hop / Drum’n Bass / Dubstep / EDMまで、ダンスミュージック系も大好き、かなり長い期間、その手の音作りに傾倒していました。セガの新卒採用の課題として提出したデモテープに収録したのも、全部そんな感じの曲ばかりだったと思います......。つまり、今作のサウンドトラックは、僕の引き出し総動員なのです。

6月7日には「Park Avenue」のステージ曲が公開になりました。

今作のプロモーションでは先行していくつかの楽曲を単体で公開していくことになりました。Twitterの方にも国内外からたくさんのリアクションを頂いております。ありがとうございます。

アバターは一般市民から立ち上がったレジスタンスなので、戦いに出ることが怖いんです。それでも心を奮い立たせて立ち向かっていく心境や、プレイヤー背中を押すような歌詞になっています。


Destiny (運命が)
Lies before you(目の前にある)
I believe (信じている)
You have the power (君に力があると)
Can you see (見えるか)
Your horizon? (君の地平線が)
Victory’s (勝利を)
For the taking (つかみ取れ)

ステージ曲

ステージ曲をどういうコンセプトで作るのかは、作品ごとに異なります。例えば、『ソニック ロストワールド』では、背景のモチーフ(草原、砂漠、海、雪など)と、遊びのテンポ感を音楽でわかりやすく表現することを重視していました。印象としては軽快でカジュアルな音楽です。

一方、『ソニックフォース』では、ストーリーの流れや、登場人物達が今どのような心境なのかに考慮しながら作曲しています。全体的にヒロイックでドラマチック、重さがあり、スケールの大きな音楽に仕上がっていると思います。

さて、次はどのような形で何の曲が公開されるでしょうか、発売までの期間も楽しんでもらいますよ(ニヤリ)

ではまた!