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ソニックチャンネル

連載サウンドコラム

ソニックチームのサウンドディレクター瀬上 純と大谷 智哉によるコラムコーナー。

「SONIC DJ LIVE 」セットリスト公開!

みなさんこんにちは、「ソニック」シリーズ サウンドディレクターの大谷です。

「セガフェス2018」にて開催された「SONIC DJ LIVE」無事終了しました!
会場に来てくれたみなさま、配信で視聴してくれたみなさま、ありがとうございましたー!朝早くに整理券を取りに来てくれた方も本当にありがとう!

初の試みとなるソニック曲オンリーのDJライブはどうでしたか?シリーズの膨大な楽曲群からセレクトしたオールジャンルMIX!ライブミックスは緊張感ありましたが、とっても楽しかったです!

ソニックの曲でDJってどんな感じになるのか、体験するまでは分からなかった方も多いと思いますが、あんな感じです!(←雑な説明)

配信されていた映像に曲名を入れて再編集した動画を作ってくれました!(音飛びしちゃったところも修正してあるので、聴きやすくなっていると思います。テヘ)

「ソニック」シリーズにおけるクラブミュージックの歴史は、ハウスミュージックをコンセプトに据えて制作された1993年『ソニックCD』がそのルーツです。以降の作品でも、Techno、House、Trance、HipHop、R&B、Drum'n'Bass、Breakbeats、そこからさらに細分化された派生ジャンルなどもありつつ、最近ではEDM、Trap、Future Bassなど、最新作『ソニックフォース』に至るまで、その時代ごとにさまざまなダンスミュージック/クラブミュージックの様式を取り入れてきました。

加えて、ロック系のバンドサウンド、近年のオーケストラの軸もあるわけですが、それらの新旧さまざまなジャンルの曲たちをごちゃまぜ&くし刺しのノンストップミックスにしたら楽しいだろうな〜という構想があり、今回、DJ LIVEという形で実現することができました。

DJがやることは「かけたい曲を選ぶ」「つないでく順番を決める」です。
基本的にはそのセンスが全て。みんなが大好きな曲を投下する気持ち良さは言うまでもなく、埋もれている楽曲に光をあてることもできるし、流れの作り方次第では聞き慣れた楽曲にも新鮮な印象をもたらすこともできる。シンプルだけどとっても奥深いのです。と言っちゃうとなんだか難しく感じられるかもですが、基本的には、好きな曲をかければOK!だと思っています。

DJプレイには今回も「GODJ Plus」というオールインワンのDJマシンを使いました。ポータブルの手軽さ、フェーダー、ツマミ、パッドの操作感も良くこれ、A4サイズでコンパクト、これ一台で本格的なプレイが全然出来ちゃうんです。なにより触ってて楽しい!事前の準備としては、パソコンからUSB経由でかけたい曲のWAVファイルを転送。曲を探しやすいようにファイル名を整えて、BPMを設定して、再生開始ポイントのCUEポイントを打ち込んでおくくらいです。

さて、今回のセットリストはこんな感じでした。

SONIC DJ LIVE 2018.4.14 SAT

Going My Way (Sonic Runners)
Metallic Madness Zone Act1 (Sonic Mania)
Escape From The City - Cash Cash RMX (Sonic Generations)
RUN THROUGH THE SPEED HIGHWAY - Cash Cash RMX (Sonic Generations)
Arsenal Pyramid - Interior (Sonic Forces)
Reactive Factory : Work It Out (Sonic R)
Fading World - Imperial Tower (Sonic Forces)
Sky Babylon (Act1&2 Mix) (Sonic Rush Adventure)
Honeycomb Highway (Sonic Lost World)
Back 2 Back (Sonic Rush)
Tropical Resort - Act2 (Sonic Colors)
Rooftop Run : Act 1 (Sonic Generations)
Metropolitan Highway (Sonic Forces)
SUPER SONIC RACING - Cash Cash Vs. Jun Senoue RMX (Sonic Generations)
Super Sonic Racing (Sonic R)
Savannah Citadel - Day (Sonic World Adventure)
Fly Away (Sonic Runners)
Tropical Coast - Zone1 (Sonic Lost World)
Sea Bottom Segue (Sonic Lost World)
Aquarium Park - Act 1 (Sonic Colors)
Cool Edge - Day (Sonic World Adventure)
A NEW VENTURE (Surfin' S.R.A Remix) (TRUE BLUE THE BEST OF SONIC THE HEDGEHOG)
WAVE OCEAN - THE INLET - (Sonic The Hedgehog)
Beyond The Speed Of...  (Sonic Runners)
Go Quickly! (Sonic Runners)
Tropical Resort : Act2 (Sonic Generations)
Set in Motion - Guardian Rock (Sonic Forces)
Fighting Onward - Space Port (Sonic Forces)
Virtual Enemies - Capital City (Sonic Forces)
DREAMS OF AN ABSOLUTION (Sonic The Hedgehog)
Eggman's Facility [Rhythm and Balance Remix] (Sonic Forces)
Fist Bump (Sonic Forces)
Reach For The Stars (Sonic Colors)


1分くらいで次の曲に切り替えている部分もあるので結構な曲数になりましたね。全てサウンドトラックとして世に出ている音源で構成しています。基本的にはテンポやノリが近いものでつないで流れを作っていますが、“Super Sonic Racing”はリミックスとオリジナルをつないでみたり、『ソニック ロストワールド』の“Honeycomb Highway”を再生しながら、『ソニックラッシュ』の“Back 2 Back”のイントロを重ねてマッシュアップしてみたり、こういう機会でもなければかけられないであろう、個人的にお気に入りな『ソニック ラッシュ アドベンチャー』の“Sky Babylon”をかけてみたり、水モチーフの曲を連続させてみたり、Drum'n'Bassコーナーを作ってみたり、あの手この手でつないでみました。短いサイクルでどんどん曲が変わっていくようなミックスが好きなんです。

代表的な曲をかけたらすぐに歓声があがるけど、ちょっとマイナーな曲をかけるとあまり声が上がらなかったり(笑)でも、Twitterでもらった感想では、そういう曲もちゃんと刺さってくれてたみたいで安心しました。

約40分間のDJタイム(準備運動?)を終えヴォーカルのジョンを呼び込んでからは会場が一気にヒートアップ。ここからはライブならではの一体感です。ジョンが参加してくれたアバターのステージ曲 “Fighting Onward - Space Port”、“Virtual Enemies - Capital City” の2曲はもちろんやるとして、サプライズで用意した “Dreams of an Absolution” この曲が一番反響大きかったですね。そして、昨年のゲームショウでのプレイした『ソニックアドベンチャー2』White Jungle面のリミックス、最後は“Fist Bump”で終わると思わせておいてからの“Reach For The Stars”と駆け抜けました。ジョンには音域的にちょっと無理して歌ってもらってる曲もあるのでチャレンジしてくれて本当に感謝。なにより、みんなが楽しんでくれてよかったです。

ライブの1時間がとっても短く感じました。かけたかったけど流れ的に断念した曲もあったので、もし次の日にプレイしたら、また違うセットリストになっていたと思います。それくらい自由度が高いので、また「SONIC DJ LIVE 」で盛り上がりたいですね!

ではまた!