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ソニックチャンネル

連載サウンドコラム

ソニックチームのサウンドディレクター瀬上 純と大谷 智哉によるコラムコーナー。

2 Big Events in October

みなさんこんにちは、「ソニック」シリーズサウンドディレクターの瀬上です。

今回は2015年10月にゲスト参加する機会があった2つのイベントを紹介したいと思います。

GAME SYMPHONY JAPAN 14th Concert

まず最初は、前回までのコラムでその準備段階をレポートしていた「セガ」のゲームタイトルをフィーチャーしたオーケストラのコンサート、「GAME SYMPHONY JAPAN 14th Concert」。10月10日に東京・池袋の東京芸術劇場で開催されたそのコンサートの第一部でゲスト参加をさせて頂きましたが、私にとってオーケストラとギターの共演というのは人生初の経験でした。

当日は朝には会場入り。まずは自分の機材のセットアップに取り掛かりました。普段、自分がやっているようなバンドサウンドとは異なり、オーケストラのコンサートの場合は、楽器本体から奏でられる音が会場で自然にミックスされ観客の皆さんの耳へと届くものなので、ギターアンプから大音量でギターサウンドを鳴らすわけにはいきません。今回はKemperという機材を使用し、ライン出力のみでPAさんへと音を渡してステージの両脇にあるスピーカーからのみ音が出るようにしていました。

自分の立ち位置を確認したところ、さほどスペースがあるわけではなかったので、ESPの担当者にも会場に足を運んでもらい、ケーブルを含めコンパクトにまとめられるように色々と調整して頂きました。その際に、その担当者に撮ってもらった写真が大のお気に入り!こういう構図は狙って撮れるものではないと思うので、正に奇跡の一枚かと思います。

『ソニックアドベンチャー』の"Emerald Coast Zone"、 『ソニックアドベンチャー2』の"City Escape"、"Live & Learn"を通して演奏したのは、当日の開場直前のリハーサルが実は初めてのこと。そのときには途中のギターのチェンジの際にノイズが出てしまい失敗したので、本番では気を付けながらの演奏でした。今でも夢だったんじゃなかろうかと思うくらい、本番はあっという間の出来事でした。

撮影:中村ユタカ
撮影:中村ユタカ

コンサート自体は「ソニック」シリーズ楽曲で駆け抜けた第一部に続いて、バラエティ豊かな「セガ」のゲームタイトルをフィーチャーした第二部、そして「ナイツ」の再現を目指した第三部とボリューム満点な内容でしたので、来場頂いた方にはお楽しみ頂けたのではないかと思います。

YOUMACON2015

また、10月30日にはアメリカ・デトロイトでのイベント出演もありました。2005年に始まってから、今年で11回めの開催を迎えるYoumaconというコンベンションへの参加です。アニメやゲームなどのカルチャー全般をモチーフにしたコンベンションで、年々規模が大きくなっているようです。現地の声優やライターなどが多数参加し、週末3日間の会期中、複数の大きな会場では、常に何らかの出し物が行われていました。

今回は「ソニック」関連楽曲をメインに演奏するCrush 40としての参加ということで、ソニックとシャドウが全体的に描かれている2本のギターを持参しました。それに加えて、市販化された黒いソニックギターのレプリカを片手に10時間以上のドライブをしてデトロイトへと足を運んでくれた熱心なファンがいたので、そのギターもステージに並べて、ライブ冒頭の2曲で使用しました。

当日のセットリストは今年5月に東京ジョイポリスで演奏したものと同様でしたが、気になる方は足下の写真でチェックしてみてください!

ライブ以外にもオープニングセレモニーへの参加、サイン会、Q&Aセッションなど多岐に渡る内容でしたが、サイン会に持ち込まれるアイテムはゲームやサウンドトラックに限らず、当時の雑誌付録など年季が入った懐かしいものが多くあり、それらに関してファンとの会話も弾みました。

また、どこの会場でもイラストや、自作のグッズをプレゼントしてくれる方がいます。この日を楽しみに描いたり、作ったりしてくれたのだな、と思うと嬉しいですね。

こうして音楽を共通言語として、世界中にいる「ソニック」のファンと触れ合う機会を持つことが出来るのは嬉しいことです。日本国内では、この年末、12月27日に東京ジョイポリスで「ファン感謝祭」の開催が発表されていますので、また楽しい一日に出来ればと思います!

それでは、また次回...
See Ya!!