SEGA

ソニックチャンネル

連載サウンドコラム

ソニックチームのサウンドディレクター瀬上 純と大谷 智哉によるコラムコーナー。

JAPAN Game Music Festival II:Re

みなさんこんにちは、「ソニック」シリーズサウンドディレクターの瀬上です。
私がアメリカ人シンガーのジョニー・ジョエリとCrush 40というバンドをやっていることは、多くの読者はご存知かと思いますが、今回は久し振りのライブのお知らせです!!

2018年1月13日(土)〜14日(日)に東京・ディファ有明で開催される『JAPAN Game Music Festival II:Re』というイベントにCrush 40が出演することが発表されました。ぱちぱちぱち!出演するアーティストの方々と一緒に盛り上げたいと思っていますので、是非、多くのみなさんに遊びに来てもらえたらと思っています!

私がジョニーと初めて一緒に手掛けた楽曲は『ソニックアドベンチャー』のメインテーマ、”Open Your Heart”でしたが、それをレコーディングしたのは1998年のこと。このイベントが開催される2018年は、その曲から数えて20年を迎える年になります。(歳も取るわけだ!)

「バンドを始めよう!」と思ってスタートしたプロジェクトではないので、アルバム単位で楽曲を制作することもなく、とてもゆっくりと活動してきました。初めて人前に立ったのは2008年秋のTOKYO GAME SHOW 2008でしたので、実に最初の曲を作ってから10年も経ってからのことでした。

その時のイベントでは、ゲームの映像とシンクロしたステージを実現したいと思って、色々と試行錯誤しながら仕込んだことを思い出します。コアメンバーがギターとヴォーカルという2人組のユニットということもあり、以降の海外でのイベントなどにおいても「ゲーム映像をフィーチャーした2人の演奏」を見せるショウを行なうことが多いです。

その一方、ミュージシャン的な視点では「バンドとしてのライブを聴かせたい」とも思っていました。ゲームやサウンドトラックに収録された「レコーディングされた楽曲」と「その場で演奏されている楽曲」には、それぞれ異なるベクトルの熱量があり、どちらも魅力的だと思うからです。

しかも、繰り返し聴くことができるレコーディングと違い、ライブの場合は、その日・そのときの演奏と会場のテンションの掛け合わせで生まれるもの。なので、ライブハウスでバンドとして行なうライブにおいてはゲームの映像は用いません。目の前のステージ上で行なわれている演奏に集中して欲しいからです。

これまでにバンドとして行なった公演のうち幾つかは、”Live!”や”2 NIGHTS 2 REMEMBER”といった作品で聴いて頂くことができますが、参加ミュージシャンの違いによって楽曲の雰囲気が変わることも感じ取って頂けるのではないかと思います。

今回のイベントは、2013年6月29日〜30日に開催された『JAPAN Game Music Festival』の流れをくむものとなりますが、前回に出演した際には、その両方を実現しようと思いました。すなわち「映像をフィーチャー」しつつ「バンドとしてのライブ」を見せるということです。

作品を作ったり、ショウを行なったりする際には、どんなものにしようかというコンセプト立てのプランニングから行ないますが(それが一番楽しい)、「ソニック」ファン以外も大勢集まった前回の『JAPAN Game Music Festival』において「ソニック」とバンドを最大限にアピールすることができたと思います。

とはいえ、この組み合わせは常にできるものではなく『JAPAN Game Music Festival』というゲームミュージックライブの祭典ならでは、といえます。二度とない、その日しかない空間を一緒に作りに来てくださいね!

イベント概要
公演名 JAPAN Game Music Festival II:Re
開催日時 2018年1月13日(土)〜14日(日)
開場 13:30/開演 14:30
会場 ディファ有明
サイト JAPAN Game Music Festival II:Re 公式サイト

それでは、また次回...
See Ya!!