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SEGA-SAMMY GROUP

クリエーターズ インタビュー

013:三浦 義貴&日野 太郎

僕というデザイナーが存在している理由

新しいプロジェクトもとても楽しみですね!
今までのお仕事の中で、一番印象に残っているものは何ですか?

三浦:

アメリカで開発に関わった『ソニックアドベンチャー2』や『ソニック ヒーローズ』も思い出深いものがありますが、あえて『きみのためなら死ねる』を。

僕はもう10年くらいソニックの開発に関わっていますが、これは初めてソニックではない作品でしたし、部署内でも「ニンテンドーDS」という新ハード一本目の作品でもありました。

日野くんをはじめ、今まで仕事で関わったことのなかった人達と仕事ができたりと、全てが新鮮でしたね。

とにかく楽しかったの一言につきます。

アメリカから帰ってきて一本目で、お馬鹿なゲームを作れて楽しかったです。


日野:

『きみのためなら死ねる』『赤ちゃんはどこからくるの?』ももちろん印象深いですが、『スペースチャンネル5』が僕にとってでかかったですね。

当時はCG制作会社に勤務していたんです。そこで、 『スペースチャンネル5』のCGムービー部分の制作に携わることになりまして。

そして、その後そのままセガで働くことになったんです。

CG制作会社に勤めていたときには、ゲームを作るなんて思ってなかったので。僕がゲーム業界へ入るきっかけとなりましたからね。

そして、次の『スペースチャンネル5 パート2』でインターフェイスデザインをやったのが、僕のデザイナーとしての転機となりました。

自分のテイストというか、そういうのがこのプロジェクトで周りからも認められてきて。

その後、そのテイストを盛り込んで、『きみしね』、『あかどこ』で、ガツンとやりたい放題、と言ったらあれですけど、かなり自由にやらせてもらいましたからね。

ゲームをやってない友達から、見た瞬間、

「すぐ日野が作ったとわかった」

と言われてすごくうれしかったです。

ソニックシリーズの中で、一番好きなキャラクターは誰ですか?
その理由も教えて下さい。

三浦:

ナイツが一番好きなのですが、ソニックキャラクターじゃないですね(笑)。
僕は、ナイツのおかげでセガに入りましたから。

あえてと言うなら、ソニックですかね。主役ですからね(笑)。

日野:

うーーーーーん。ナックルズですかね。
湯田さん( 『スペースチャンネル5』ディレクター)が作ったから!

お二人にとってソニックとは?

三浦:

僕にとっては師匠ですね。
新人から入って、ずっとソニックを作っているので。僕というデザイナーが存在しているのも師匠のおかげというか。

日野:

しがらみがあったその一角を崩せたかとは思うんですけど。
ある程度完成されたものなので、せっかく関われるなら、余計なことをして、新しいテイストを加えられればいいかなと思っていました。

最後に、「ソニック チャンネル」をご覧になっているみなさんに
一言お願いできますでしょうか?

三浦:

買っていただいた方は本当にありがとうございました。
難しいと感じた方も途中で諦めずに、ハイレベルなカスタマイズソニックを是非体験してほしいです!ものすごく速くなったりするので!!

まだ遊んでいただけてない方には一生懸命作ったので、是非遊んでほしいなと思います。

日野:

サントラもがんばって作りました。気合は入っていると思います。おまけもいっぱい入っているし!

サントラ盤面には、全曲の歌詞がつながって入っているんですよ。え?誰も気が付かない?(笑)。

アラビア風オリジナルフォントなので読みにくいとは思いますが、実際ちゃんと作っています!是非見て、聴いてみて下さい!

ソニックと秘密のリング オリジナルサウンドトラック icon
2枚組41曲(ボーナストラック1曲含む)・ADVENTURE DISC 14曲 ・TREASURE DISC 27曲
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