新しいプロジェクトもとても楽しみですね!
今までのお仕事の中で、一番印象に残っているものは何ですか?
三浦:
アメリカで開発に関わった『ソニックアドベンチャー2』や『ソニック ヒーローズ』も思い出深いものがありますが、あえて『きみのためなら死ねる』を。
僕はもう10年くらいソニックの開発に関わっていますが、これは初めてソニックではない作品でしたし、部署内でも「ニンテンドーDS」という新ハード一本目の作品でもありました。
日野くんをはじめ、今まで仕事で関わったことのなかった人達と仕事ができたりと、全てが新鮮でしたね。
とにかく楽しかったの一言につきます。
アメリカから帰ってきて一本目で、お馬鹿なゲームを作れて楽しかったです。
日野:
『きみのためなら死ねる』、『赤ちゃんはどこからくるの?』ももちろん印象深いですが、『スペースチャンネル5』が僕にとってでかかったですね。
当時はCG制作会社に勤務していたんです。そこで、 『スペースチャンネル5』のCGムービー部分の制作に携わることになりまして。
そして、その後そのままセガで働くことになったんです。
CG制作会社に勤めていたときには、ゲームを作るなんて思ってなかったので。僕がゲーム業界へ入るきっかけとなりましたからね。
そして、次の『スペースチャンネル5 パート2』でインターフェイスデザインをやったのが、僕のデザイナーとしての転機となりました。
自分のテイストというか、そういうのがこのプロジェクトで周りからも認められてきて。
その後、そのテイストを盛り込んで、『きみしね』、『あかどこ』で、ガツンとやりたい放題、と言ったらあれですけど、かなり自由にやらせてもらいましたからね。
ゲームをやってない友達から、見た瞬間、
「すぐ日野が作ったとわかった」
と言われてすごくうれしかったです。
ソニックシリーズの中で、一番好きなキャラクターは誰ですか?
その理由も教えて下さい。
三浦:
ナイツが一番好きなのですが、ソニックキャラクターじゃないですね(笑)。
僕は、ナイツのおかげでセガに入りましたから。
あえてと言うなら、ソニックですかね。主役ですからね(笑)。
日野:
うーーーーーん。ナックルズですかね。
湯田さん( 『スペースチャンネル5』ディレクター)が作ったから!
お二人にとってソニックとは?
三浦:
僕にとっては師匠ですね。
新人から入って、ずっとソニックを作っているので。僕というデザイナーが存在しているのも師匠のおかげというか。
日野:
しがらみがあったその一角を崩せたかとは思うんですけど。
ある程度完成されたものなので、せっかく関われるなら、余計なことをして、新しいテイストを加えられればいいかなと思っていました。
最後に、「ソニック チャンネル」をご覧になっているみなさんに
一言お願いできますでしょうか?
三浦:
買っていただいた方は本当にありがとうございました。
難しいと感じた方も途中で諦めずに、ハイレベルなカスタマイズソニックを是非体験してほしいです!ものすごく速くなったりするので!!
まだ遊んでいただけてない方には一生懸命作ったので、是非遊んでほしいなと思います。
日野:
サントラもがんばって作りました。気合は入っていると思います。おまけもいっぱい入っているし!
サントラ盤面には、全曲の歌詞がつながって入っているんですよ。え?誰も気が付かない?(笑)。
アラビア風オリジナルフォントなので読みにくいとは思いますが、実際ちゃんと作っています!是非見て、聴いてみて下さい!