清水さんからみて熊沢さんはどんなディレクターでしょうか?
また、熊沢さんからみて清水さんはどんなデザイナーでしょうか?
清水:
読めない人だな、とかよく思います。抜けてるんだか抜け目ないんだか(笑)。
「えーー!」っていうポカを平然とやったかと思うと、気が利きすぎてる行動をとってくれて安心させられたり。
ある意味癒し系なんだと思います(笑)。
熊澤:
清水さんはデザイナーとしてだけでは無く、ディレクター、プランナーとしての能力も高いのでいつも相談に乗ってもらっています。
よく私が変なことを言って「えっ?」って顔をさせてしまったり、迷惑をかけることが常なのですが、なんだかんだで面倒を見てくれる良い先輩です(笑)。
今後携帯を使って、何かチャレンジしていきたいと思うものなどありますか?
清水:
「大人から子供まで、誰もが知ってる、携帯電話のゲーム」っていうようなものが作れたらいいなぁ、と思っています。
熊澤:
最近でこそ、携帯電話のコンテンツサービスはその他の市場を巻き込んで展開するようになったものの、携帯電話の市場自体がとても広い分だけ、サービスはその中だけで完結してしまいがちなんです。今後は、他機器との連動やオンラインゲームの制作、メディアミックスといったサービスをどんどん展開していければと思っています。
逆に、その完結した中で主役となれるようなアプリの制作もしてみたいな~なんて考えてたりもします。
学生時代はどのように過ごされていましたか?
清水:
美術大学に行っていたんですが、たぶん、わりとまじめな学生だったんだと思いますよー。といっても、奇抜な格好もしましたし、もちろん遊びもいっぱいしましたけど。
ゲームは、高校受験のときにあまりにゲームをやりすぎたもんで(笑)、親にゲーム機を捨てられちゃって以来、あんまりやってなかったんですが、そのぶん絵を描いたり作品を作ったりに専念してたような気がします。
熊澤:
普通に、部活やアルバイト、ゲームをして過ごしていました。
結構早いうちから、ゲームを作る職につきたいという目標はありましたので、プログラム関係を扱う学科に入ったり、パソコン自体を色々といじってみたりもしましたが、ほとんどゲームばっかりしていた気がします(笑)。
恥ずかしい話し今でもあまり変わっていないのですが、物事に対して中途半端なことばかりしてたので勿体無かったな~なんて思います。
セガに入ったきっかけ、動機などを教えていただけますでしょうか?
清水:
大学4年になって、「さぁて就職活動」って思った時、
「そういや俺、ゲーム好きだったな!」→「マークIIIとかも持ってたな!(捨てられたけど)」→「セガいいかもしんない!」
って感じでしたかねー(笑)。
熊澤:
以前の会社が、純粋なゲーム制作会社では無く、べンチャーということもあり、漠然と大手のゲーム制作会社で仕事をしてみたいという希望がありました。
オンラインや他機器と連動したゲームを作りたいという目標がありましたので、オンライン・アミューズメントサービスの経験や設備のあるセガを受けさせてもらいました。
正直、かなりダメもとで受けさせてもらったので、入社させて頂けるとは夢にも思っていませんでしたが(笑)。
ソニックシリーズの中で、きな一番好キャラクターは誰ですか?
その理由も教えて下さい。
清水:
ソニックとテイルスの組み合わせが好きです。なので、テイルスにしとこうかな。
ゲーム中とかで、ソニックについてくるテイルスを見ながら、「ついてこいよっ!」とか、かわいい子分をもったボスのような気分になるので…(笑)。
熊澤:
シャドウですね。
無垢な純粋さは勿論、カッコカワイイというか、カワカッコイイというか、あの不器用な感じがたまらないです(笑)。
担当させてもらったソニック関連アプリに、シャドウを主役としたタイトルがあるからというのもありますね。
お二人にとってソニックとは?
清水:
マジお世話になっております、って感じですね(笑)。
熊澤:
毎日見れなきゃ不安になってしまう存在!
「ソニックカフェ」のサイトトップにソニック達がいるので、毎日見れないと不安になってしまいます(笑)。
最後に、「ソニック チャンネル」をご覧になっているみなさんに
一言お願いできますでしょうか?
清水:
これからも「ソニック」が登場するアプリも出していきたいと思います!
お楽しみに。
熊澤:
携帯電話の進化と共に、これからもどんどん面白い作品を作っていきますので、ソニック共々よろしくお願いします!