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SEGA-SAMMY GROUP

クリエイターズ インタビュー

028:片野 徹

イラストを送っていただいているファンの方々の熱意に応えたかった

今回の作品の見どころは?!

ソニックがかっこいいです。みんなかっこ良くしたつもりですけど、特にソニックが。あとはゲームが、これまた全く新しい感じのものですので大きな見どころです!

お手本のない新しいゲームをつくるというのはものすごく大変だったと思いますが、岸本さんを始めとするゲームデザイナの面々ががんばってくれました。

海外出張も多かったのでしょうか?どのようなところへ行かれ、どのようなことをされてきたのでしょうか?
海外での評判などはいかがでしたか?

評判ですか。
ソニックはファンの皆さんの中で既に生きているんですよね。それが会社の人だったり、メディアの人だったり、一般の人だったり。立場は違っていても、そこに確固たるイメージがある。

今回のゲームを通じてそこに更に想像力を掻き立てる材料を投じたつもりですが、ファンの皆さんは思っている以上に懐が深く、あっという間にこちらが吸収されてしまった、そんな感じです。

出張はセガオブアメリカのあるサンフランシスコとセガヨーロッパのあるロンドンですが、サンフランシスコでは会社の人とフォーカステストの子供たちの意見を、ロンドンではついこの2月にメディアの方々の話を聞いてきました。


左から:高橋・天池・西村・川畑・片野・岸本・三浦

特にロンドンではソニックが非常に愛されていることがわかってうれしかったです。

メディアの方々の何人かにはグラフィックスがきれいですね、といっていただけました。川畑(テクニカルプログラム担当)や高橋(背景デザインリーダー)ががんばったおかげですね。

あ、注釈ちゃんとつけてくれてますか?大事なとこなのであとで出ますよ!

今回、作品のタイトルが発表される前に、”あなたの描いたイラストが『Wii専用ソニックタイトル』の中に登場!”という、イラストコンテストの実施を行いました。
「ゲームタイトル名を発表する前に告知をしなければならない」、ということで大変だったかと思うのですが、集まった作品をご覧になっていかがでしたか?採用となった作品は、『ソニックと暗黒の騎士』内では、どのように登場しているのでしょうか?

ソニックはファンの皆様にこれだけ愛されていますよ、というのを『ソニックと暗黒の騎士』で初めてソニックを手に取ったという方にも伝えたかったんです。また、「ソニックチャンネル」にイラストを送っていただいているような熱心なファンの方々の熱意に何か応えたかったというのもあります。でも、結果として集まった作品を前にして、僕たちが(ソニックはファンの皆様にこれだけ愛されていますよ、というのを)いちばん思い知ることになってしまった感じですね。

とてもギャラリーの一コンテンツで終わらせるにはもったいないくらい力作が集まりました。
これは何らかの形で今後発表していかなければというプレッシャーがかかります。
そんな力作ぞろいの中から選考された作品は、お買い上げ後すぐに楽しめます。ギャラリーモードのムービーコンテンツをご確認ください。

今後の展開の予定や、野望などはありましたら教えていただけますか?

あるけど秘密です。

セガに入ったきっかけ、動機などを教えていただけますでしょうか?

SEGA MARKⅢからのセガユーザーでしたので、セガに思い入れがあって。任天堂に勝つ!の一心で門戸をたたきました。

お決まりの質問で失礼します!
ソニックシリーズの中で、一番好きなキャラクターは誰ですか?その理由も教えて下さい。

僕はね、ビッグと答えなければいけないのです。そういう運命なんです。
理由は、そういう運命なんです。

片野さんにとってソニックとは?

もう10年以上ソニックばっかりですからね、特別な存在です。

興味深いお話をたくさん、ありがとうございました!
最後に、「ソニック チャンネル」をご覧になっているみなさんに一言お願いできますでしょうか?

皆さんからいただいたファンアート、スタッフ一同非常に喜んで拝見させていただきました。
開発や営業含めたくさんのスタッフがみなさんの絵に元気をもらって仕事が出来ました。

これも皆さんのソニックに対する情熱のおかげです。引き続きソニックをよろしくお願いします。


おたのしみ