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『ソニックマニア』杉森建氏のプレイインプレッションを公開!

杉森建(すぎもり けん)

株式会社ゲームフリーク常務取締役、兼アートディレクター。多数のゲームタイトルでキャラクターデザインを手がける。セガのレトロゲームにも造詣が深く、ニンテンドー3DSの「セガ3D復刻プロジェクト」シリーズでは、同シリーズを通してパッケージイラストを担当した。

この『ソニックマニア』は初代ソニックをこよなく愛すマニアの方々が中心になって作られたファンメイド、マニアメイドのゲームだとの事でカユいところに手が届きすぎといいますか、見た目はメガドライブ版2Dソニックそのものでありながらこっそりキャラパターンが増えてたりとか現代的なプレイフィールに調整が行われていたりと絶妙に拡張されている感じ、新旧ファンどちらのツボも外さない作りにたいへん興奮させられた次第です。

そういった興奮ポイントはたくさんあるのですが、やはり皆さん絶賛のステージ2のボス戦に至る流れはそりゃエッグマンもぷよぷよ対決するよねーという絵の説得力に満ちていて大変グッときました。こういうマニアならではのトンチを効かせた関連商品も含めた解釈の仕方が大好物です。本当にありがとうございました。

また、Beep誌をよだれ垂らしながら読んでた僕みたいな90年代のセガユーザーが妄想の中で作り上げた最強ハード的な物(同時発色数、スプライト&BG枚数が順調に大増し拡大縮小回転機能採用)の上で動いてる感じもたまりません。This is クール
(そういえば「クール」という英語にすずし〜い、つめた〜い以外に「カッコイイ」という意味があると知ったのは90年代のソニックが海外で大ヒットしてクールクール言われているというニュースがきっかけだった気がします)!

願わくはこのマニアックなリブート路線が「マニア」シリーズとして定着し「スペースハリアーマニア」や「ファンタシースターマニア」「獣王記マニア」などが今後続々リリースされるといいなと願ってやみませんのでよろしくお願いいたします。

→梅田浩二(ウメP)氏のプレイインプレッション
→ポルノ鈴木氏のプレイインプレッション