
ソニックなんでも紹介所!「マジック:ザ・ギャザリング」後編
ソニック関連コンテンツの魅力をなんでも紹介!
こんにちは!ソニックチームの「りゅう」です。
前回に引き続き、対戦カードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」と「ソニック」のコラボレーションで、ソニックたちのカードが、いかにカッコよく「ソニックらしい適切なカード性能」になっているのかを、解説していきます!

カードの「色」も解釈ばっちり!?
「マジック:ザ・ギャザリング」の世界の魔法には5種類の「色」が当てはめられており、それぞれ得意なことが違います。
「赤」なら炎のように苛烈な攻撃が、「青」なら澄んだ水のように冷静な精神戦が得意......というようなイメージです。
今回のソニックコラボでは、この「色」はキャラクターイメージ的にも、カードの性能的にも、「ソニックたちらしく」ばっちり解釈一致なんですよ!
例えば「赤」色のカードで速さの表現によく使われる「速攻」という能力を、同じく「赤」色を持つ速いカードであるソニックたちが、しっかりと持っているんです。
というワケで、これからこの「色」について触れながら、ソニックたちのカードの性能がいかに嬉しい解釈でイケてるカードなのか、1枚ずつ紹介していきます!
《Knuckles the Echidna》「赤」

まずは浮遊島「エンジェルアイランド」で神秘の石「マスターエメラルド」を守護するパワフルなハリモグラ......「ナックルズ・ザ・エキドゥナ」から。
どんな時でも直球勝負!力こそパワー!
ちょっと頑固で、四の五の言わずストレートな解決を好む、苛烈な「赤」色にふさわしいキャラクターとして反映されています。
カードの能力は、ゲームが有利になる「宝物」の生成と、何と言っても高い攻撃性能!
一流のトレジャーハンターにして、マーシャルアーツの達人でもある、ナックルズらしさがゲームにもばっちり落とし込まれていますね。
イラストでは特技の壁登りの甲斐あってか、お目当ての物を発見した様子。
マスターエメラルドの欠片......もとい宝物をたくさん集めることでゲームの勝利を目指せるのも、フレイバーを含めて楽しんで欲しいです。
《Amy Rose》「赤・白」

色を組み合わせて持つキャラクターもいます。
例えば、いつも元気で勝ち気な明るい女の子「エミー・ローズ」は「赤」と「白」2つの色を持っています。(服の色との親和性はもちろん、混ぜたらピンクと言うのも、なんだかしっくりきますね)
思い立ったらすぐ行動!といった苛烈な「赤」の要素だけでなく、平和と仲間を重んじる「白」の要素も、友達想いな彼女らしさを表現できていると思いませんか?
カード性能としては、トレードマークのピコピコハンマーにちなんで、「装備品」をすぐに装備し、さらに味方を強化してくれる能力を持っています。自分も加勢しつつ仲間を盛り上げてもくれる......こんなところもエミーらしい活躍が想像できて、良いですね。
「マジック:ザ・ギャザリング」の世界ではハンマー以外にもさまざまな装備品があるので、エミーに相性の良い装備品のアイテムカードを探すのも楽しいと思いますよ!
エミーは作中でもよく、どこからともなくハンマーを取り出し(!?)ますよね?
「マジック:ザ・ギャザリング」でのエミーも、対戦中に突然すごい装備品を取り出して、縦横無尽の活躍をしてくれるというわけです。ここも解釈一致とさせてください!
《Miles "Tails" Prower》「白・青」

2本のシッポを持つキツネの天才メカニック「マイルス"テイルス"パウアー」は「青」と「白」2つの色を持っています。
「青」は知識や知恵などを表現する色で、みんなのために一生懸命頑張る、優しく聡明な発明家であるテイルスには、そんな「青」と平和を愛する「白」が相応しいと思います。
そしてテイルスといえば......飛行能力!イラストでも気持ちよさそうに飛んでいますね。
2本のシッポをプロペラのように回して飛んだり、飛行機を操縦したり......空の冒険では彼の助力が必要不可欠!
「マジック:ザ・ギャザリング」でも「飛行」を持つカードは、飛行を持たない相手を飛び越え一方的に攻撃できる、非常に強力な能力。
このカードは彼の得意分野である乗り物「機体」の中でも「飛行」の属性を持つものをバックアップするのはもちろん、飛行しない機体には「改善」を施し、たちまち飛行できるようにチューンナップまでしてくれます!テイルスがその辺の車とかをカンカンして飛ばしてくれるシーンが目に浮かぶようです。さすがは天才メカニック......!
「マジック:ザ・ギャザリング」の世界でも空を舞台にした戦いにおいて、頼れる相棒となってくれそうです!なので、解釈も当然ばっちりです!
《Sonic the Hedgehog》「青・赤・白」

そして、「切れ者」で「せっかち」で「平和も愛している」といえば......「青」「赤」「白」3つの色を持つ、ご存じ地上最速のハリネズミ「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」!
この3色はソニックのトゲ、シューズ、グローブといった、彼のカラーリングとも一致していますよね。
ソニックのソニックらしさといえば、やはりスピード。
「マジック:ザ・ギャザリング」においては、場に出てすぐにアクションできるようになる「速攻」という能力で表現されています。
更に一緒に走る仲間と共にどんどん強くなっていく能力は、彼のあふれる勇気と自然なリーダーシップを体現していますよね。
一緒に登場する「テイルス」「ナックルズ」「エミー」も、それぞれ「速攻」や「瞬速」といった速さに関連する能力を持っているので、当然ソニックとの相性もバッチリ!同じデッキに採用すれば最強の「チーム・ソニック」爆誕も夢ではないかも!
自分だけのストーリーに乗せて、ソニックたちと新しい冒険に出かけましょう。
今にも走りだしそうなイラストも相まって「マジック:ザ・ギャザリング」の世界でも、音速で駆け抜けてくれそうですね。
そして、このソニックのカード......ダメージを受けると「宝物」を落としてしまいます。
......これって、ソニックのゲーム中のリング落とし(チャリリリ~ン♪)の再現でもあるんですよね。プレイヤーにはちょっと注意な点ですが、ソニックファンにはなんとも嬉しい設定だと思います!ナイス解釈!
《Shadow the Hedgehog》「黒・赤」

究極生命体「シャドウ・ザ・ヘッジホッグ」は、見た目こそソニックにそっくりで苛烈な「赤」色を持つことも共通していますが......性質は全く異なります。
「赤」のキャラクターらしく物事はストレートな解決法を好みますが、目的の為には時として手段を選ばない......純粋な力を表現する、危ういダークな「黒」の要素も持っているのです。
特定の条件を満たすと、誰も呪文を止められなくなるという、「マジック:ザ・ギャザリング」の中では究極クラスに凄まじい性能を持っている所がまた、シャドウらしいんですよね~。
このイラストでのポーズやカード右下のパワー/タフネス(4/2となっている部分)がソニックと対になっているのが、何気にとってもクール!
ここだけの話、ソニックとシャドウのカードはお互い能力の相性が良いのですが......ライバルとして意識し合う本人たちは、それを認めたくなさそうですね。
自分を含めた仲間の犠牲で、味方全体に貢献するという性能もまた、「目的のためには犠牲をもいとわない」ダークで冷徹なシャドウらしさが表現されているようで......いいなぁと思ってしまいます。
ちなみに背景が、巨大な吊り橋が象徴的な「ラジカルハイウェイ」なのも嬉しいポイントなんですよね!ここはシャドウのデビュー作『ソニックアドベンチャー2』で彼を初めて操作できる、知ってる人にとっては思い入れのあるステージ......!こういう所も、「さすが、分かっている!」という感じです。
《Dr. Eggman》「青・黒・赤」

ソニックの宿敵であり悪の天才科学者、Dr.エッグマンは、「青」「黒」「赤」3つの色を持っています。
IQ300と非常に優れた頭脳を表す「青」、世界をエッグマンランドにしてしまおうと目論む傲慢でキケンな思想の「黒」、そして怒りっぽく感情的で苛烈な「赤」がそれぞれ表現されています。
「最悪の選択」という、その名の通りどちらを選ぶのもイヤな2択を強制してくる能力をもったカードなのですが......この、なんとも迷惑なところがまた、実にエッグマンらしいとは思いませんか?
余談ですが......「マジック:ザ・ギャザリング」の世界にはエッグマンと同じく、青黒赤の色を持つ神算鬼謀に長けたヴィラン「ニコル・ボーラス」がいます。
世界屈指の頭脳を持つ天才同士の頂上対決、見てみたいかも......?
(万が一、彼らが手を組んでしまったら......想像するのも恐ろしいです!)
と、こんな感じで音速の仲間たち(とワルいやつ!)を紹介してきましたが......
どうでしょう?どれも「そうそう!」と納得できる「色」の設定に、「なるほど!」となるようなカード性能だと思いませんか?
そして「色」と言えば......実はまだ全5色のうち、まだ4つの色しか紹介できていません。
最後の1色「緑」は一体どこに......?
《Generous Gift》「白(緑)」

ここです!!
大きなゾウ!?これは......『ソニックアドベンチャー』のチャオガーデンでチャオたちの強化に協力してくれていた小動物の「ゾウ」です。
小動物にしてはずいぶん大きいですが、理由は後で説明します!
「緑」は豊かな大地や自然と共に歩む、調和を重んじる色。
今回のコラボレーションでは緑のキャラクターはいませんが、エッグマンのメカを壊し、動物を救い出すソニックの姿が描かれた《過大な贈り物/Generous Gift》では、緑の色を持つゾウが呼び出されます。白のカードなのに、ちょっと面白いですよね。
『ソニックアドベンチャー』内で小動物が出てくるときは緑色の丸いバリアのようなものに包まれているので、色としてのキャラクター(?)解釈も実は良い感じです。

このカードは、アート監修のやり取りがとても印象深くて、「遠慮せずにゾウをもっともっと大きく描いてください!」とお願いしました(笑)
というのも、緑のカードと言えばやはり《巨大化/Giant Growth》。その名の通り生物を大きくする呪文もあることですし......「マジック:ザ・ギャザリング」の世界でのゾウは、兵士や熊を軽く踏みつぶせるほど、大きくてとても強靭な生き物ですからね。
と、いうわけで......
全ての色でいかにソニックカード的に解釈がバッチリかを解説できました!
色のイメージとソニックたちのキャラクター性が、どれほど深く結びついているか......伝わったでしょうか?
プレイする際にはぜひ、カードのイラストと効果のテキストを通して、ソニックたちを身近に感じて、冒険に思いを馳せていただければと思います!
「マジック:ザ・ギャザリング」を遊んだことがない人も、ぜひソニックたちと一緒に、知略渦巻く魔法の決闘へと飛び込んでもらえたらなぁと思います。
「走り出さなきゃ、何もはじまらない」......ですからね!
それにしても......もっと他のソニックキャラクターも参戦して欲しいですよね?
無ければ自分で作ってしまいましょう!
例えば、「マジック:ザ・ギャザリング」には「諜報」という能力があるので、諜報能力や相手のカードのコントロールを奪う呪文等をたくさん採用した「ルージュ・ザ・バット」デッキなんかを......
おっと、空想が膨らみすぎて止まらなくなってしまいそうですね......
とはいえ、こういう遊び方もアリです!という紹介でした。
→ここからソニックたちの詳しい説明や、相関図が見れます!
それでは、今回はこの辺で!
またソニック関連の面白い物を紹介していきますので、よろしくお願いします!
(りゅう)
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※ソニックたちのカードは使えないので、ご注意ください
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