ソニックチーム南米へ行く(2)
[ソニックチーム南米へ行く(1)][ソニックチーム南米へ行く(3)]

26日、成田空港からアメリカのダラス空港経由でメキシコのカンクンへ飛ぶ。

27日、時差ボケに慣れる間もなく車を飛ばす。最初に訪れた遺跡はメキシコ最大のマヤ遺跡「チチェンイツァー遺跡」だ。
蛇を神とした彫刻、所々に顔を出すピラミッド、柱や壁に掘られた壁画、崩れかけた塔や石柱、建物の間から生えた草木、細い通路……。
「冒険」という要素で必ず登場する様々な素材が、ここにはすべてそろっている。 石でできたピラミッド「カスティーヨ」からの風景は、自分たちが日本から遠く離れた土地にきたということを強く意識させた。

28日は「トゥルム遺跡」へ向かう。トゥルムはカリブ海に直接面している。
「海と遺跡」という聞きなれないカップリングはまったく予想もしない映像だった。潅木の生えた広い荒れ地の向こうに連なる石壁。 海と思われるその方向からは、絶えず海の香りと南国の風が強く吹き付ける。 石壁の小さな入り口をると、手入れの行き届いた緑の芝地に転々とした石造りの家々。 それを見下ろすように海へと張り出した崖の上には巨大な神殿がそびえる。そこを珊瑚礁に囲まれたカリブの美しい海が護っている。
完全なるリアリティと幻想的な青と緑のコントラストはそれまでの遺跡のイメージを払拭するに十分な衝撃だった。

29日。船でコズメル島の「サンヘルバシオ遺跡」へ。南の島に浮かぶ遺跡なんて『ソニック3』のシチュエーションそのものではないか!

つづく。


カンクンのホテルはオーシャンビュー

のませろ〜

チチェンイツァーでなごむ

やらずにゃおれないキメポーズ
SONIC TEAM 1998


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