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SEGA-SAMMY GROUP

スタジオUSA通信

「スタジオUSA」現地の様子をレポート!

このビルは、僕たちセガスタジオUSAがあるセガ・オブ・アメリカのオフィスだよ。

ビル全部がセガというわけではないんだけれど、上には大きく目立つロゴがあって、 市内を走る高速道路からもよく見えるんだ!

このビル、何だか見覚えがあるなぁ… という人もいるかな?
別の視点だと、より気付きやすいかもしれないけれど、どうかな?

そう、『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』で、ブラック・ブルと戦う最初のボス戦の舞台のモチーフは正にココなんだよね!

ということで、今までほんのちょっとしか紹介していなかったので、霧と橋と坂で知られるこじんまりした都市、サンフランシスコの街を題材にお届けしようと思います!

写真は全て、クリックすると拡大表示されるのでお時間のある方は是非大きい画像で見て下さい!

そんなに大きくないこの街は、半島の突端部にあって、三方を海に囲まれているんだ。
それに真ん中にはツイン・ピークスというおよそ300mほどの丘があったりして、場所によって気温や天候がかなり変わるんだよ。
街のいたるところに坂があるんだけど、どれだけ急か?というのは写真だと伝えるのが難しいね!

道路脇の壁の角度で、どれくらいの坂なのかが分かってもらえるかな?
この道のように、路上駐車をするときは、道路に対して90°の角度で停めなきゃいけない場所もあるんだよ。

道路の上のレールはケーブルカーのためのものなんだけど、『ソニックアドベンチャー2』では、ケーブルカーが走っている、こんな道を滑り降りたりもしたよね。

街を抜けると、目の前には海や対岸、監獄で有名なアルカトラズ島が広がったりして、良い眺めです!

オフィスビルが立ち並ぶビジネス街からも、このように坂が見えるよ。
本当に色々なところに坂がある街なんだ。

実際にはこんな坂を、トレーラーに追いかけられながら逃げたくはないよね!

繁華街の中で上を見上げると、高いビルの他に架線がいっぱい!
これらは架線から電気を取って走っているバスのためのモノなんだ。

アメリカの都市の中でも、この街は地下鉄や路面電車、それにバスなど、公共の交通機関が充実している方なんじゃないかな。

その繁華街の中心に位置するマーケットストリートとミッションストリートに挟まれたショッピングセンターは、昨年、更に大きくなって、連日賑わっているよ。

そういえば、「ミッションストリート」という名前も、『ソニックアドベンチャー2』ではステージ名として登場するよね!

ちょっとショッピングセンターの中に入ってみると、新しいだけあって、すごく明るくて活気がある感じだな。

最近ではキティちゃんで有名なサンリオショップの中にも、ソニックのゲームが売られていたりするんだよ!

サンリオの隣にある"Hot Topic"というロック系や、ゲーム・アニメ系の小物を売っているところでは、「ソニック X」のキーチェーンなどを発見!

ちょうどいいので、今回のプレゼントにしよう!

さーて、買い物も終わったし、駐車場に戻ろうかな。

信号を渡ったところが、週末になると観光客でごった返すケーブルカーの発着場所なので、ここでもパチリ!

おっと、そうだ! こういう小物も忘れずに撮らないとね!
街の通りの角には、こういったフリーペーパー(無料の情報誌)が入った入れ物が置いてあるよ。
これも、街を題材にしたソニックシリーズのステージでは、よく見掛けるものだよね!

クルマに乗ったことだし、次はどこに行こうか?
そうだ! 橋がまだだったね!

サンフランシスコには、赤くて有名なゴールデンゲートブリッジと、夜のライティングが綺麗なベイブリッジの2つの橋があって、それぞれ対岸との架け橋になっているよ。
ベイブリッジは2層の構造になっていて、途中の島を経由して対岸のオークランドまで13kmもあるんだ。

もう一方のゴールデンゲートブリッジは吊り橋で2kmくらいの長さなんだけど、海流の関係か、全体が霧に覆われてしまうこともあるんだ!

今回のゴールデンゲートブリッジは、橋を渡りながらパチリ!

シャドウが初登場したソニックアドベンチャー2の赤い橋は、ゴールデンゲートブリッジとベイブリッジを掛け合わせたようなイメージだったりするんだ。

最後にヘイト・アッシュベリーという地区に寄ってみようかな。

こういったビクトリアンハウスが立ち並んでいるところにあるヘイトストリートは、レコード屋さんや洋服屋さん、色々な小物を売っているお店が集まっている通りで、ショッピングセンターとはまた違った趣があって、ブラブラと歩きながら見ているだけでも楽しいよ。

そのエリアのある交差点で記念撮影!

ん? 通りの名前が「SONIC」?

いやいや、ココの通りの名前は「MASONIC」というんだけど、指で隠してみただけだよ!

今回は趣向を変えて、スタジオUSAがあるサンフランシスコの街を歩き回ってみたけれど、楽しんでもらえたかな?
僕たちが見て刺激を受けたものが、ゲームの中にも反映されているというのが分かってもらえたかと思います。
今回の「スタジオUSA通信」はここまで。また次回も、アメリカならではの情報をお届けするのでお楽しみに!

※プレゼントキャンペーンは終了いたしました。

プロフィール:

瀬上 純(せのうえ じゅん)
SEGAのサウンドクリエイター。

代表作は『ソニックアドベンチャー』シリーズ、
『ソニックヒーローズ』、『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』など。
最新作、『ソニックと暗黒の騎士』ではサウンドディレクターを務めた。

その他の参加作品には、『ナイツ ~星降る夜の物語~』『プロ野球チームをつくろう!2』など。

ソニックと暗黒の騎士 ヴォーカルトラックスフェイス・トゥ・フェイス
Wii用ゲームソフト『ソニックと暗黒の騎士』に収録されたヴォーカル曲をまとめたミニアルバム
ソニックと暗黒の騎士 オリジナルサウンドトラック テイルズ・オブ・ナイトフッド
Wii用ゲームソフト『ソニックと暗黒の騎士』に収録されたインストゥルメンタル楽曲を中心に構成した2枚組のサウンドトラックアルバム
"SEVERAL WILLS" ソニック・ザ・ヘッジホッグ ヴォーカルトラックス
ゲームで使用されている4曲のヴォーカル曲に加え、ZEBRAHEADやCrush 40らによる、
このCDでしか聴くことが出来ない3曲を加えたヴォーカルミニアルバム!
"LOST AND FOUND" シャドウ・ザ・ヘッジホッグ ヴォーカルトラックス
『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』のヴォーカル曲を集めたミニアルバム。
よりダークに、より強靭に、ソニックとは違うもうひとつのメインキャラクター、シャドウの世界を彩る全7曲を収録。
"シャドウ・ザ・ヘッジホッグ" オリジナルサウンドトラック
2枚組、90曲を超えるボリュームでセガSTORE専売にて好評発売中。

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