ソレアナ通信
『SONIC THE HEDGEHOG』ディレクターによるコラム

SONIC THE HEDGEHOG

第8回 マルチステージについて

マルチプレイは楽しい

みなさんこんにちは。お正月に休暇を貰ったのでリフレッシュ完了しました。という話はさておき、今回のソレアナ通信は、マルチプレイについてお話ししたいと思います。

『SONIC THE HEDGEHOG』には、タッグとバトルという2つのモードがあります。1人で遊ぶのもモチロン楽しいのですが、マルチプレイで1人で鍛えた技を使って2人で遊ぶのはもっと楽しいです。是非友達らと一緒に競い合って楽しんでください。

タッグモードで協力せよ

タッグモードは、その名の通り2人でタッグを組んで協力しながらステージをクリアしようというモードです。

通常のソニックでは、1人ですべての場所を進んでいくことが出来ますが、タッグモードでは2人そろわないとスイッチが押せなかったり、1人がスイッチを押している間にもう一人が先を目指す、などという2人で協力しないといけないシチュエーションがたくさんあります。

エネミーも通常より多めに出ているので、2人でうまく協力することが必要となります。「ここはお前に任せた!」「俺が先に行くから待っててくれ!」などと声を掛け合ってプレイしてください。また、リングも自分1人で取るのではなく、2人で分けて取りながら進むことが必要になります。残りプレイヤー数も2人で共有されているので、相手を思う気持ちを大事にプレイしてください。


2人で協力してスイッチを押そう!

バトルモードでガチンコバトル

相手より早くゴールを目指そう!

バトルモードは、2人で競争してゴールを目指すゲームになります。

基本的には、自分自身がいかにうまくステージを攻略していくかなんですが、ちょっと頭を使うことで相手との駆け引きも生まれます。バトルのステージ中には、セーブポイントがあるのですが、そのセーブポイントを通過すると、後からついてきている人もそこを通過したと記憶されます。ですので、自分が遅れてしまっているときは、思い切ってミスしてみるのもいいかもしれません。

戦略の一つとして、相手との差を簡単につめられます。逆に、プレイに自信があって先行して進んでいる人は、セーブポイントに触れずに進むことで後ろの人との差をつめられずに進むことが出来ます。でも、自分がミスしてしまうと戻されてしまうので注意が必要です。各キャラクター同士の攻撃判定もありますので、相手にちょっかいを出しても面白いですよ。ただ、やりすぎると嫌われるのでほどほどに!

キャラクターによる違い

どのキャラクターを選ぶかにより戦略も変わる!

今回のマルチプレイでは、ソニック、シャドウ、シルバーが使用可能です。

基本的にシルバーは、足が速くないので競争には弱いです。ですが、上級者としては、そのシルバーを使って、ソニックやシャドウを打ち負かすことを目指してほしいですね。シルバー専用のルートなどもありますし。

シャドウは、カオススピアやカオスブーストなど、マルチプレイで大活躍する技を持っています。初心者の人に勧めてもらってもいいかなと思います。

ソニックは、カスタムをつけることで大いに活躍する機会を持てるキャラクターです。使えるカスタムを調整することで、ハンデキャップをつけるのもいいかもしれませんね。

ということで、今回はマルチプレイについてお話しをしました。是非友達をさそってマルチプレイをやってみてください。次回は、やりこみ要素についてお話ししたいと思います。お楽しみに。

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中村俊

1997年セガ入社
『ソニックR』、『ソニックアドベンチャー』に参加後、『サンバDEアミーゴ』『ジャイアントエッグ』などのディレクターを務める。