今までのお仕事の中で、一番印象に残っているものは何ですか？
うーん、これだけ長くやっているとそれなりに多くあるので、
一つには絞れないなぁ…
5つくらいに絞る感じでいいですか…？
メガCDの『F-1 ワールドチャンピォンシップ1993
ヘブンリー・シンフォニー』は、
初めてゼロから作り上げた作品だったので、
やはり完成したとき…というか、
実際に店頭に商品が出ているときに感動しましたね。
『ソニック3』は、単純にソニック作品に参加出来た！
という喜びで。（笑）
特にアメリカ版とかだとブックレットにもクレジットが載っていたので、
わざわざ高いのに海外版を買いつけて親に送ったりしてね。
『デイトナUSAサーキットエディション』では、当時MR.BIGのエリック・マーティンと一緒に曲を作ったのね。
それが初めての海外アーティストとのコラボレーションだったんだけど、やっぱり良かったのよ、色々と。
一緒に作るという姿勢も良かったし、例えば「こういう声が欲しい」と思ったときに
「似たようなシンガーを探す」
んじゃなくて
「本人に直接連絡をとって交渉すればいいじゃん」
という今の自分の姿勢がココから始まったわけで、そういう意味では大事な一歩だったかな。
ギタープレイとかは今となってはめちゃくちゃ恥ずかしいんだけどさ！
SOAの自室の一角 『ソニックアドベンチャー』は、
やっぱり制作発表会が一番印象深いかな。
あのプロジェクトは何回も山があってね、大変だったけど、
なんであんなにポジティブでいられたのか分からないなぁ。
エンジニアと3人の制作担当者で、
追い詰められながらも楽しんでやってた気がします。
『ソニックアドベンチャー2』は、
一番気合いが入っていたプロジェクトだったかも。
ちょうどアメリカに移って作り始めたところだったので、
皆で「やったるぞ！」という炎がメラメラという感じだったもん。
やっぱり空気が違うというかね、何か違うところに身を置いた結果という気がします。
どのプロジェクトも思い出深いけど、5つを挙げるとするとこの5個かな。
ソニックシリーズの中で、一番好きなキャラクターは誰ですか？
その理由も教えて下さい。
皆好きですけど、やっぱりソニックかな。
コイツに会って人生を変えられたわけだから。
瀬上さんにとってソニックとは？
今では、一緒に仕事をしている仲間ですね。
最後に、「ソニック チャンネル」をご覧になっているみなさんに
一言お願いできますでしょうか？
いつもソニックチャンネルに遊びに来てくれて
ありがとうございます！
ＵＳＡ通信にも、沢山のメッセージを寄せてもらって
嬉しい限りです。
これからもソニックを応援してくださいね！
