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クリエーターズ インタビュー

020:中川 輝彦

期待を裏切らないようにこれからも勝負していく

大学では数学を専攻されていたのですか!サウンドの方は経歴が色々で面白いですね。
仕事以外の趣味も聞いていいですか?

これまた渋系ですいませんが、将棋です。実は僕、ピアノ等一切習ってない(=レパートリーがない)んですが、その理由は習いたいなと思った小学生の頃、既に将棋を習うというか、修行していたからなんです。

当時の将棋のヤル気は中学生とかで県代表になるとタダ(新聞社持ち)で旅行(全国大会)に行ける!というのが根源でした(笑)。
しかもあまり県内にはライバルがいなかったため、そのおかげで山形から福岡までいろいろ旅行が出来ました。

プロになるかどうかは(一般的に)中学生の内に決めないと間に合いませんが、ならなくて良かったと思ってます(笑)。

僕の世代はちょうど羽生世代で、ついて行ければ(ハイレベルで揉まれるので)プロでも強豪で君臨、振り落とされたら退会、というすごい状況で、そこまでの能力は多分ありません。


2007年春:職団戦にてB級優勝。真ん中が中川。

で、将棋は大学受験前にやめたんですが、大人になってその面白さを再発見してしまって、今またハマってます。

現在会社の将棋クラブの部長もしていますが、今年は“豊作”で、セガチームは春に職団戦(職域団体対抗将棋大会)という大きな大会でB級優勝。

僕個人的には、秋に某全国につながる大会にて東京都で5位になりました。

社内でも発表できる機会がないので、この場を借りて発表させていただきました(笑)。

今までのお仕事の中で、一番印象に残っているものは何ですか?
その理由もお聞かせ下さい。

野球ゲームは自分が野球ファンということもあり、多くのタイトルに携わらせてもらってますが、その中でシミュレーションでなくアクションのほうの『プロ野球チームであそぼう!』でしょうかね。

自分にとって当時、理想の演出が出来たと思ってます。ラッパの応援歌は仕様では2球団分でよかったのに1リーグ分以上作ったり、だいぶ仕様から考えさせてもらいました。

特に(読者の方でやられた方はいらっしゃいますでしょうか?)、勝ち進んで行くと「宇宙人チーム」と対戦できるんですが、その応援歌(?)が結構チーム内でもウケましたね。カットバセー”のところが“ほわんほわんふわ〜ん”って鳴ったり(笑)。

僕はお笑いが大好きなんですが、ゲーム作りにおいて「やることやった上でのオマケ的な笑い」っていうのは最高のスパイスだと思ってます。

あ、このゲーム、自分もお気に入りで、チェックと称してジャイアンツでペナントを最後まで、仕事中にやってしまったのはナイショです…(笑)。

関係ないですが、いつかお笑い重視のゲームを作りたいな、と思ってます。

ソニックシリーズの中で、一番好きなキャラクターは誰ですか?
その理由も教えて下さい。

ブレイズです。

理由は、「さん」付けで呼びたくなるから(笑)。

中川さんにとってソニックとは?

自分をセガにひっぱってくれた恩人。

最後に、「ソニック チャンネル」をご覧になっているみなさんに一言お願いできますでしょうか?

ソニックを好きな方はゲーム自体をすごく愛して下さってる方が多いように思います。

だからこそ、期待を裏切らないようにこれからも勝負していけたらな、と思ってます。

長い話を最後までお付き合いいただいて、どうもありがとうございました!

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