この仕事をしていて良かったと思うときはどんなときですか?
どんなときが楽しいですか?
やはり作品が完成した時ですね。
それまでの辛さを忘れさせてくれる瞬間です。
その後の休みに何をしようか考えている時も楽しいですケド(笑)。
『ソニックライダーズ』シリーズに関して、思い入れなどありましたらお聞かせ下さい!
『ソニックライダーズ』は開発当初から関わってきたタイトルなので、人一倍の思い入れはあります。
これまでソニックシリーズにも携わってきましたが、いわゆるスタンダードタイトルとは少し趣向の違ったタイトルなので、その新しい挑戦の中でどんなソニックにしようかとみんなでアイデアを出し合ってきました。
「ソニックというキャラはクールでかっこいい」と言う部分を、“エクストリーム”という素材でさらにかっこ良く見せられれば成功だろうと言う思いがありました。
ソニックがトリックをしてエアーを決めているアクションは、スノーボードのビデオを見ながら技のポーズを勉強してゲームに取り入れていきましたし、いくつものレースゲームを参考のために見たりしました。
そうして始まったソニックライダーズも2作目の完成となりましたので是非、みなさんにも両方共遊んでほしいですね。
学生時代は、どのようなことに力を入れていましたか?
どのように過ごされていましたか?
学生のころはゲーム会社に入ってゲームを作ろう!という考えは全くありませんでしたね。
ゲームをやる事は好きで結構やってましたけど。
しいて力を入れていたことと言えば、絵を描くことくらいでしょうか。
小学校ころにノートの片隅や机の上に落書きをしたりしたことが最初です。
さすがに机の上は怒られたこともありました(笑)。
その後も常にどこかに落書きをしていたような気がします。
そのせい?であまり勉強はしていません(笑)。
そんな調子で高校を卒業後はアニメの仕事がしたくなり、専門学校に通いました。
本格的に絵の勉強をしたというのはその専門学校に行った時くらいですね。
あとは本当に趣味程度かな。
仕事以外の趣味も聞いていいですか?
1つ趣味として挙げるのは難しいですが、一般的に男の子が好きなことでしょうかね。
車やバイクに乗ったり、オモチャを買ったり遊んだり、TVや映画、アニメを見たりと…。
欲張りすぎでしょうか?(笑)。
今までのお仕事の中で、一番印象に残っているものは何ですか?
その理由もお聞かせ下さい。
98年発売のDC版『ソニックアドベンチャー』です!
当時背景を担当したのですが、カジノステージを作るために取材旅行でラスベガスに行かせてもらったのです。
やはり本場に行かせてもらったことは大きな刺激と経験になり、実作業をするときも気合を入れて制作したことを覚えています。
いつも会社にこもって作業することが多い中で、外へ出て本場の文化に触れることは私にとって大変貴重な体験となりました。