SEGA

SEGA-SAMMY GROUP

クリエーターズ インタビュー

017:清水 芳郎&熊澤 南

家庭用ゲームとは違う路線で、新しいことを目指している

一番思い出深いアプリは何ですか?その理由もお聞かせいただけますか?

清水:

古いんですが、「吾作が掘るモン」ですかね。UGAだった当時、初めて自分で企画を立てたゲームなので…。

ソニック関連では、「ソニックゴルフ3D」とか思い出深いです。「チャンネル5」以来ひさしぶりのケータイ用3Dの制作だったので戸惑ってしまったり、担当が途中で変わったり、もう、スケジュールが伸びまくったり、なんかすごい大変だったのが印象深いです。

熊澤:

やはり、私は「ぷよぷよフィーバーハバネロ」ですね。
入社して初めて通った企画なんですよ。
『ぷよぷよ』という大作シリーズの一本に採用されたということが、とてもうれしかったですね。

清水さんは携帯アプリ制作をもう6年近くされていますよね。6年前と比べると環境やスペック等、格段に向上しているのではないでしょうか?この6年間を振り返るとどんな感じでしたでしょうか?

清水:

携帯アプリの開発をはじめた当初は、まだまだ携帯アプリなんて携帯電話のおまけ的要素が強かったので、思いついたアイディアがあっても、「技術的にそんなのできないよー」とあきらめることが結構ありましたねー。

ただ、少人数での牧歌的な開発風景が、なにかの自主制作かなんかをやってるみたいな雰囲気で楽しかったですね。

今は端末の性能もあがって、できることもどんどん増えて、プロジェクトも大規模になってきています。牧歌的な雰囲気はだいぶ薄まりましたけど、進歩が早くて楽しいですよ。携帯ならではのヘンな技術(直感ゲームとか)も出てきたりしていて、通常の家庭用ゲームとは違う路線で、新しいことを目指している雰囲気がとてもいいと思っています。

熊澤さんは以前は他の会社で携帯アプリ制作を行っていたそうですね。さしつかえなければどのような作品を制作していたかご紹介願えますか?

熊澤:

以前の会社では、「熱血硬派くにおくん」の携帯アプリ制作を中心に、吉本さんの芸人を題材としたミニゲーム作成等を行っていました。

立場や行っていた業務は今とあまり変わらないのですが、今以上に知識、技術、経験が無い中での制作でしたので、周りの同僚達には苦労をかけました(笑)。

今後予定しているソニックアプリがありましたら内容をちょっと教えていただけますか?

熊澤:

8月27日にimode版「ソニックカフェ」にて、「ソニックのカジノポーカー」というタイトルが出ます。このタイトルはただのポーカーゲームでは無く、ポーカーの駆け引きを楽しむ点に主軸をおいた7スタッドポーカーというルールを採用してます。

また別アプリで、プレイヤーキャラクターなどを着せ替えたりできる「アバターを作ろう!」というアプリを「ソニックカフェ」と「セガエイジス」2サイトで配信しているのですが、「ソニックのカジノポーカー」も「アバターをつくろう!」に対応しています。アバターを着せ替えるために必要なゴールドを、「ソニックのカジノポーカー」で稼いだりすることもできます。


auと Softbank版「ソニックカフェ」では、「ソニックホッピング」「ソニックホッピング2」が7月、8月で対応を行い、好評配信中です。

(今回のインタビューは2007年8月22日に行ないました。)



おたのしみ