「スタジオUSA」現地の様子をレポート!
みなさんこんにちは!
スタジオUSA在勤の瀬上です。
スタジオUSAがあるサンフランシスコにも、春になると桜が咲く場所があるよ。
日本人だけではなく、
現地の人にも親しまれているジャパンタウン(日本町)にも桜がいっぱい。
そのジャパンタウンで、毎年春に開かれる「北加桜祭り」に行ってきてみたよ。
「北加」というのはカリフォルニアの北の方、という意味なんだ。
今年はサンフランシスコのジャパンタウンが100周年記念ということもあって、
例年以上の賑わいだったみたい。
沿道を埋め尽くした人たちが、サンフランシスコ市長やミスジャパンタウン、
太鼓のパフォーマンスや樽神輿(たるみこし)といった
長~いパレードを楽しそうに見ていたよ。
会場にはゲームやアニメのキャラクターになりきった人たちも沢山いたんだけど
中にはソニックのTシャツを着た人もいたんだ!
ちなみにアメリカは広いけど、サンフランシスコのジャパンタウンのような
日本人街があるのは3つの街だけなんだって。
その中のひとつ、サンフランシスコのちょっと南にあるサンノゼで行われた
『ビデオ・ゲームズ・ライブ!』というイベントに行ってきたので紹介するね。
アーケードゲームから家庭用ゲーム、古いものから新しいものまで、
幅広いゲームの曲をオーケストラで演奏するショウだったんだけど、会場はビッシリ満員!
最初は、色々なゲームの代表的なフレーズをちょっとづつ繋げたメドレーだったんだけど、
スクリーン上の絵と同期して曲が変わるたびにどよめきが上がっていたよ。
その後は、有名なゲームをタイトルごとに演奏していっていたんだけど…
じゃじゃーん! スクリーンにはソニックの生みの親、中さんが登場!
コメントに続いてソニックのメドレーが始まったよ!
メガドライブのソニックからソニックヒーローズに至るまで、
たくさんのソニックの冒険の映像をバックに、
オーケストラアレンジで聴くソニックの音楽はとっても新鮮!
元がオーケストラのゲーム音楽を演奏しているときは、
豪華なプロモーションビデオを観ているような感じだけれど、
ソニックみたいにオーケストラじゃない曲のアレンジを聴くのは面白かったよ。
このイベントは、日本でやることも企画しているらしいので、
ショウが決まったら行ってみてね!
今回の「スタジオUSA通信」はここまで。
また次回も、アメリカならではの情報をお届けするのでお楽しみに!
プロフィール:
瀬上 純(せのうえ じゅん)
SEGAのサウンドクリエイター。
代表作は『ソニックアドベンチャー』シリーズ、
『ソニックヒーローズ』、『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』など。
最新作、『ソニックと暗黒の騎士』ではサウンドディレクターを務めた。
その他の参加作品には、『ナイツ ~星降る夜の物語~』、『プロ野球チームをつくろう!2』など。