「スタジオUSA」現地の様子をレポート!
みなさんこんにちは!
スタジオUSA在勤の瀬上です。
セガ・オブ・アメリカという会社がサンフランシスコにあるんだけど、
僕たちのスタジオUSAは、その中にオフィスを構えています。
アメリカという大きな市場に向けて、僕たちのようにゲームを作る人や、
日本で作ったタイトルをアメリカ向けに翻訳したりしている人、
出来上がったゲームを販売するために頑張っている営業さん、
雑誌やテレビなど、色々なメディアを使ってプロモーションする宣伝さん、
などなど色々な職種の人が働いています。
今までこのコーナーで紹介した、数々のソニックグッズも、
もちろん勝手に作られているわけではなくて、
おもちゃや文房具、アパレルといったそれぞれ専門の会社とセガの共同作業によって生まれるんだ。
ソニックの図柄を使用してどんなものを作ったらみんなが喜ぶかな?と
色々な商品をメーカーさんと作り上げていくセクションがあるんだよ。
話を聞きに行ったんだけど、残念ながら担当者は出張中で留守でした…
そこのセクションには、
今までに商品化されたグッズが飾ってあるんだけど、
その中にはTシャツもいっぱい!
そういえば、昨年のクリスマスプレゼント用に、僕が日本に持っていった
ソニック関連のグッズの中でも、Tシャツの人気が高かったみたい。
というわけで、実際にはどんな風に売られているのか、お店に行ってきてみたよ
子供服のコーナーに行ってみると、キャラクターが描かれたものが
右を向いても、左を向いてもいっぱいあるよ!
さて、お目当てのソニックを探してみると…
うわぁ、あるコーナーの壁一面がソニックでした!
ん? Tシャツに何かが付いているのが見えるかな?
実はTシャツを買うと、フィギュアが付いてくるんだって!
店員さんに訊いてみたんだけど、黒い人形もあったんだって。
黒い人形? ああ、シャドウのことだね!
ゲーム『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』の人気もあってか、
シャドウのフィギュアが付いているものから、売れてしまったみたい。
アメリカの子供服の場合、特にデパートで売られているものは、
このようにオマケが付いているケースがあるんだよ。
量販店の場合は、オマケが無くても良いから安く提供する、
というのが目的になっているので、
そういう棲み分けが出来ているみたいだね。
キャラクターグッズだけではなくて、例えば消防士のマークのTシャツに
消防車のミニカーが付いていたり、と色々なオマケがあるので、
選んでいる子供も目移りしていたよ。
子供服の方は、やはりTVアニメ「ソニックX」を題材にしたものが多いんだけど、
僕も着られるような、もうちょっと大きいサイズのものを探しに行くと…
やはりメガドラ時代のクラシックソニックを題材にしたものがメインみたいだね。
中でも僕が気に入ったのはコレ。
シンプルだし、色合いもシックでいい感じだな。
どうかな? 色々な商品があるものだね!
ソニックを作る人ではなくて、ソニックを使って商品を作る人!
というのも面白そうな職業でしょう?
どんなことをする仕事なのか、次回で訊いてみようと思います。
お楽しみに!
それと、前回の「ソニック アメリカン・コミックス」プレゼントに沢山の応募をありがとう!
少しでも多くの人に届けられるように、と思っていっぱい持って行ったんだけど、
かなり多くの応募があって、何とその倍率は50倍!
当たった人は本当にラッキーだったね!
大事にしてくれると嬉しいな。
外れた人はごめんなさい…
また、こういった読者プレゼント企画を用意したいと思っていますのでお楽しみに。
寄せてくれたメッセージは、とても励みになります。
スタッフ一同、全て読ませてもらっていますよ。
ありがとう!
今回の「スタジオUSA通信」はここまで。
また次回も、アメリカならではの情報をお届けするのでお楽しみに!
プロフィール:
瀬上 純(せのうえ じゅん)
SEGAのサウンドクリエイター。
代表作は『ソニックアドベンチャー』シリーズ、
『ソニックヒーローズ』、『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』など。
最新作、『ソニックと暗黒の騎士』ではサウンドディレクターを務めた。
その他の参加作品には、『ナイツ ~星降る夜の物語~』、『プロ野球チームをつくろう!2』など。