「スタジオUSA」現地の様子をレポート!
以前、このコーナーで、メガドライブ(アメリカではジェネシスと呼ばれていたんだ)の コントローラーの形をしたソニックのゲームを紹介したことを覚えているかな?
電池で動いて、本体から出ているケーブルをテレビに繋ぐだけで遊べちゃうスグレモノのこのシリーズは、総じて「プラグ&プレイ」と呼ばれているんだけど、
ソニック以外にも、色々なゲームタイトルや、ブランド、キャラクター毎にまとめられたものがいっぱいリリースされているんだよ。
前に紹介したソニックのものには、メガドライブ(ジェネシス)向けのソニックタイトルが収められていたんだけど、今回新たに見つけたのは、当時のセガの携帯ゲーム機、ゲームギア向けにリリースされていたタイトルをまとめたもの。
うーん、これはかなりマニアックだなぁ!
別のお店で見つけたこのシリーズは新型だぞ?
本体に付いている液晶画面でも遊べて、かつテレビに繋ぐことも出来るんだって!
ソニックのものもあったけど、これにもゲームギアのタイトルが入っているみたい。
メガドライブ(ジェネシス)で発売されていたソニックタイトルが、いわゆるシリーズの王道なワケだけど、同じ頃にはゲームギアでも沢山のソニックタイトルが出ていたんだ。
ゲームギアは、カラー液晶を装備したセガの携帯ゲーム機だったんだけど、マシンの基本的な部分はマスターシステムという8bitマシンと、ほぼ同じ。
そのマスターシステムは海外、特にヨーロッパやアジア諸国、中南米などでとても人気が高くて、それでソニックを遊んでいたファンも多いんだけど、実はそれらは日本ではゲームギアのタイトルとして発売されていたものと同じなんだよ!
それに加えて、日本やアメリカでソフトが発売されなくなった後も、それらの地域ではソニックタイトルの新作も出ていたりしたんだよ。
今月はご存知、ソニックのバースデーだね。
スタジオUSA通信ならでは!のプレゼントを何か用意しようかなと思っているので、お楽しみに。
あ、そうそう。
前回、このコーナーで紹介したナイツの最新作が、こちらのゲーム雑誌の表紙になったよ。
もちろんいっぱい並べてパチリ!と記念撮影をしてきたので見せちゃおう。
今回の「スタジオUSA通信」はここまで。
また次回も、アメリカならではの情報をお届けするのでお楽しみに!
プロフィール:
瀬上 純(せのうえ じゅん)
SEGAのサウンドクリエイター。
代表作は『ソニックアドベンチャー』シリーズ、
『ソニックヒーローズ』、『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』など。
最新作、『ソニックと暗黒の騎士』ではサウンドディレクターを務めた。
その他の参加作品には、『ナイツ ~星降る夜の物語~』、『プロ野球チームをつくろう!2』など。