「スタジオUSA」現地の様子をレポート!
みなさんこんにちは!
スタジオUSA在勤の瀬上です。
ファンの皆さんはご存知のように、6月23日はソニックの誕生日でした!
今年は15回目のバースデーということで、「ソニックチャンネル」では
データ満載のソニック年表が公開されたり、
キャラクター人気投票の結果発表や
懐かしのステージの
ペーパークラフトもあり、はたまた記念グッズの販売も…
と、盛り上がっていましたね。
僕たちがアメリカに制作の場を移して最初に手掛けていたタイトル
『ソニックアドベンチャー2』はソニック生誕10周年記念作品として
作っていたんだけど、それから5年も過ぎたのか…
早いもんだなぁ、としみじみ思ってしまいました。
この5年の間に、ソニックはそれまで以上に様々なゲーム機で走り廻るようになり
テレビでも駆け抜けるようになり、今まで以上に人気モノになった感じがするな。
もちろん、ソニックが大人気のアメリカでも誕生日を祝うイベントが
行なわれたので、その模様をリポートするね!
今回のイベントはアメリカの東海岸を代表する大都市、ニューヨークで
行なわれたので、スタジオUSAのメンバーは行けなかったのが残念!
ニューヨークとサンフランシスコは直線距離で結んでも
5000キロも離れているんだよ!
東京と大阪が500キロと言われているから、かなり遠いのが分かるよね。
ライセンスショウで流していた
ソニックヒストリームービーを再生
まず最初にライセンスショウ。
ソニックをはじめ、ムシキングやラブ&ベリーといった
セガのキャラクターが集まったライセンスショウでは
ソニックが青いケーキを前にノリノリで踊っていたらしいよ!
廻りのブースの他のキャラクターまで、一緒になって踊っていたみたい。
さすが人気モノだね!
青いソニックのケーキは、すごーく大きくて、そしてすごーく甘かったんだって!
やっぱり"Sweet Sweet Sweet"って感じかな。
このライセンスショウは業界の関係者に向けたイベントだったんだけど
もう一つのイベントは一般のファン向けのもの。
アメリカではファンの集まりのことを「ストリートチーム」と呼ぶんだ。
例えば、バンドのストリートチームは、ラジオやテレビ局に曲を掛けてもらえるように
リクエストしたりして、好きなバンドが成功する後押しをするんだよ。
で、今回ニューヨークに集まったのは、もちろんソニックのストリートチーム!
繁華街で、ソニックブルーの記念Tシャツを着たチームメンバーが
その日から始まった、ソニックのキャンペーンを宣伝して廻ったんだ。
何人かが着ていたTシャツは、
胸のところにスクリーンが付いている特別仕立て!
ソニックの映像を見せながら歩いていたなんてスゴイね。
フィギュアとか色々なグッズを配ったらしいんだけど中にはソニックのアイスクリームもあったんだって!
それは機会があったら僕も見てみたいな。
探してみるので、楽しみに待っていてください。
今回の「スタジオUSA通信」はここまで。
また次回も、アメリカならではの情報をお届けするのでお楽しみに!
プロフィール:
瀬上 純(せのうえ じゅん)
SEGAのサウンドクリエイター。
代表作は『ソニックアドベンチャー』シリーズ、
『ソニックヒーローズ』、『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』など。
最新作、『ソニックと暗黒の騎士』ではサウンドディレクターを務めた。
その他の参加作品には、『ナイツ ~星降る夜の物語~』、『プロ野球チームをつくろう!2』など。